地域公益団体・商工団体向け

RESAS×地域史を活用した、
会員企業の経営後継者研修(1日〜)

無料で相談する

サステナビリティ経営を
定量的に評価する手法を
身につけたい方へ!

2016年に、内閣府まち・ひと・しごと創成本部と経済産業省がRESAS(地域経済分析システム)の供用を開始したことから、自治体における地域情報の把握・活用といった「空間軸」の分析が身近なものになりました。

一方で、地域史から地域資源を読み解き、会員企業の経営にどう活かすかを考える機会については、未だ少ない状況です。

この状況を踏まえ、本研修では地域分析で頻出する「行列」の基礎知識から、ビッグデータRESASの基本操作・産業連関表で見る経済波及効果について学ぶとともに、
地域史料から地域資源の機会とリスクを洞察し、企業経営への活用を思考・表現のできる人材を育成します。

Excelなどの表計算ソフトを活用し、 地域データ分析に必要な線形代数の基礎知識を体験学習

Excelの活用

RESASによるビジュアルを用いた地域経済分析と、地域史を用いた時間軸の分析により、「鳥の目」「虫の目」両面から地域データ活用力を養成。

地域経済循環図

地域が持つあらゆる史資料・データを活用し、
会員企業のサステナビリティに貢献できる人材を育成します。

RESASの基本操作と
産業連関表の仕組みを理解する

RESASと産業連関表の理解

複数の統計データを使い
地域の現状を把握する力を身に付ける

様々な統計データ

地域史から潜在的な地域資源を読み解き
自社の経営に活かせる力を養います

エリアマーケティング

こんな企業・団体に
おすすめ!

エリアマーケティング

会員企業がCSRを考える
きっかけを作りたい。

定量的な評価

地域経済の動きと会員企業への影響を
定量的に知りたい

産業構造や人口動態に応じた分析

地域の産業構造や人口動態等の特性に
応じた経営施策を考えたい

RESASに悩む女性

RESASや産業連関表は
知っているが使ったことがない

経済分析

公開されている地域データで
実務で使える経済分析を学びたい

エリアマーケティング

地域史と地域経済データを組み合わせ
定性/量両面で地域の課題を把握したい

ご不明点はございませんか? 担当が丁寧にご説明致します!

無料相談・お問合せ

標準的な研修プログラム
(1 DAY)

全て講義・ワーク形式での進行を想定しております。

Program 01

地域データサイエンスに必要な
線形代数「行列」の基礎知識を身につける

① 行列の基礎知識、行列の演算、逆行列について。
簡単な行列の演算に関する練習問題

② Excelで行列の演算を行う関数を学ぶ

Program 02

産業連関表について学ぶ

① 産業連関表の読み方と概説

【ワーク】産業連関表を利用して、気づいたことを話し合う。

② 投入係数の概説、逆行列係数の種類と、それぞれの特徴

【ケーススタディ】特定の産業の最も影響を与えた産業とは?隣接県との違いは?
【ケーススタディ】特定の産業が最も影響を受けた産業とは?隣接県との違いは?
【ワーク】逆行列係数表全体から気づいたことと、「なぜ?」を考える。

③ 産業連関表の部門総合の方法を学ぶ

【ケーススタディ】37部門表を13部門表のまとめよう( 関連産業は自分で判断 )
【ワーク】グループで、統合結果と「なぜその部門同士を統合したのか?」についてディスカッション

Program 03

RESASについて学ぶ

① RESASの機能の概説と操作体験

② RESASを活用したデータの読み取り方を学ぶ

【ケーススタディ】外国人訪日客の年ごとの違いから、何が読み取れるか?( 「気づき」の演習 )
【ワーク】RESASから読み取った「気づき」の「なぜ?」を考える。

Program 04

地域の歴史から、自社の地域資源活用機会・リスクを学ぶ

① 自治体史から学ぶ、自社の事業活動が与えた地域経済への影響(地域資源から得た機会)〜具体的な注目ポイントと読解方法〜

【ワーク】自治体史から読み解く、自社の事業活動の地域資源活用機会について個人で考え、グループで話し合う。

② 自治体史から学ぶ、自社の事業活動が被った地域経済からの影響(地域資源から直面したリスク)〜具体的な注目ポイントと読解方法〜

【ワーク】自治体史から読み解く、自社の事業活動の地域資源活用リスクについて個人で考え、グループで話し合う。

Program 05

自治体史のRESAS・産業連関表を組み合わせて、地域を複合的に「視る」

① RESASを用いて、自社の拠点がある地域経済とマクロ経済の関係を読み解く

【ケーススタディ】生産~産業同士の経済動向がどう影響を及ぼし合っているか?
【ケーススタディ】分配~雇用所得等がどのように流出しているか?
【ケーススタディ】支出~その地域にお金を落とすのは誰か?その地域に住む人はどこでお金を使っているのか?
【ワーク】RESASを使用し、自社拠点と近隣地域の地域経済循環の特徴を比較し、その理由とともにグループで話し合う。

② 自社の事業領域に適した産業連関表を作り、地域経済への影響を測る。

【ワーク】地域産業連関表の部門統合により、自社の事業領域に適した部門に再編する。
【ワーク】自社の事業領域の産業部門が地域経済に与えた「定量的な」影響を個人で考え、グループワークで話し合う。
【ワーク】自社の事業領域の産業部門が地域経済から被った「定量的な」影響を個人で考え、グループワークで話し合う。

③ 自社と地域経済の関係性の考察〜定性・定量両面の比較〜

【ワーク】自治体史から読み解いた自社と地域経済の相互影響と、RESAS・産業連関表から読み解いた相互影響の共通点を考察する。
【ワーク】双方の違いの原因となる、時代背景の差異を考察する。
【ワーク】これまでのワークの成果を踏まえ、10年後の自社が地域資源を活かして成長するための事業企画を立案する。

ご依頼から研修までの流れ

お問い合わせをいただきましたら、主に以下のステップで進めてまいります。

1

弊社の営業担当によるヒアリング

ヒヤリング

日程や場所などの情報に加えて、研修を検討されている背景や、研修によって達成したい目的をお伺いします。ご要望などをご教示ください。

2

ご提案

提案

基本的には標準研修プログラムの内容に沿って進めますが、ヒアリング内容をもとに適宜お客さまに最適なプログラムに加筆・修正して提案させていただきます。

3

実施前打ち合わせ・事前課題の実施

実施前打ち合わせ

研修の進め方や事務面での準備状況の確認など、2~3回程度お打合せを行い、研修効果が最大になるように準備を行います。

4

研修資料納品

資料の納品

研修資料がある場合は、お打合せ内容を踏まえたテキストを弊社のクリエイターが作成し、準備物の確認書類と合わせてデータで納品いたします。お客さまにて受講者数分の印刷をお願いいたします(テキストの印刷を弊社にてご依頼される場合は、ご相談ください)。

5

会場準備・研修実施

研修

グループワークで双方向対話を行うことでアウトプットの質を高める狙いから、研修会場のレイアウトは1組5名程度のグループを受講者の人数に応じて構成する「島型」を推奨しております(※)。

6

アンケート結果のご報告

アンケートの報告

研修当日、受講者さまに簡単なWEBアンケートへのご協力をお願いしております。結果は弊社にて集計し、ご担当者さまにご報告いたします。

※プロジェクター、受験生用のPCなど、お客様にご準備いただく備品類がございます。 詳しくはお打合せの際にご説明いたします。

主幹講師

寳德 真大

寳德 真大

ほうとく まさひろ
  • 京都大学卒、修士(学術)
  • 上級デジタルアーキビスト(JDAA認定(※1))
  • E資格(JDLA認定(※2) )
所属・経歴
株式会社誠勝 社長室室長(AI事業開発担当)・上級デジタルアーキビスト 経済産業省資源エネルギー庁再エネコンシェルジュ事務局担当、人材教育業界経験、 財務省・経済産業省認定経営革新等支援機関と連携したリサーチャー(主に外部環境分析担当)経験 等
執筆
寳德真大(2022)「2016年山形県・滋賀県の建設業を対象にした、RESASの付加価値額の特化係数値における、他産業・輸入財からの間接的な影響の反映有無検証〜DRCアプローチの手法を用いて〜」『地域産業総合研究』3号, p.45-52. 寳德真大(2021)「DRCアプローチを用いたRESASにおける付加価値額の特化係数に対する非関税障壁の反映有無の例証 〜山形県・滋賀県の卸売・小売業を対象に〜」『地域産業総合研究』2号, p.35-67.
※1 JDAA…特定非営利活動法人日本デジタルアーキビスト資格認定機構 ※2 JDLA…一般社団法人日本ディープラーニング協会

よくある質問

こちらのフォームからご依頼ください。なお、スタッフ数が限られており、多くの電話に対応することが難しいため、できるだけメールでのお問い合わせをお願いします。

講師には企業での社員教育経験者から、RESASや産業連関分析での修士号取得者・論文執筆経験のある者や、AI・ビッグデータ活用の実務経験、公共コンサルティングの受託事業経験者などを揃えております。
お客さまのご要望(一人ひとりに寄り添う姿勢で親しみを感じさせるタイプ、適切な距離を保ち厳しく指導するタイプ、冷静・ロジカルに話すタイプ、熱く語りかけるタイプなど)がございましたら、ぜひお聞かせください。

大変申し訳ございませんが、研修の録音・録画・写真撮影は原則お断りしています。あらかじめご了承ください。

もちろん、対応させていただきます。 大至急であれば、最低1週間を目安にお時間を頂戴することで、研修を実施させていただきます。
その場合、細かいカリキュラム内容のカスタマイズはお受けできず、弊社において標準版カリキュラムを選定し、実施する点につきましてはご容赦ください。
とは申しましても、研修効果が最大限高まるよう、弊社の総力を挙げて研修のクオリティ向上に尽力いたします。まずは弊社営業担当までご相談ください。迅速に対応をお約束いたします。

原則としては、講師1人あたり20~30名程度でお願いしております。
30名以上の大人数で実施した実績もございますが、意見交換や講師からのフィードバックが有効にできないため、お勧めはしておりません。 お客さまのご要望や研修テーマによっては、短時間研修や講演形式での実施も可能です。

貴組織向けカスタマイズをどの程度実施するかによって、必要な準備期間は異なります。
「標準的な研修内容でいいからとにかくすぐやりたい!」ということでしたら、ご発注の1週間後の実施も可能な限り対応させていただきます。貴組織のガイドラインを研修内に盛り込んだり、ケーススタディを職場でありがちなものに変更したり、障がいをお持ちの職員向けにカスタマイズなどをご希望の場合は、最低2カ月、なるべく3カ月以上の期間をいただき、お打ち合わせしながら準備を進めて参ります。

ご不明点はございませんか? 担当が丁寧にご説明致します!

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