【学術発表】地域・企業史の継承と利活用の事例共有と課題について、地域産業研究会にてワークショップを企画・実施

2023.9.15

株式会社誠勝にて社長室室長を務める上級デジタルアーキビストの寳德真大が2023年9月10日(日)、「地域産業研究会(※)」にて、地域・企業史の継承と利活用の事例共有と課題について、ワークショップ形式で学術発表を企画・実施しました。

 

 

まず、「AIを活用した企業史・団体史の継承と利活用 ”3つのハードル” 〜企業のサステナビリティ向上へ〜」をテーマに以下について発表しました。

 

・誠勝が創業以来担っている貴重史料のデジタルアーカイブ化についての取り組みを紹介

 

・現在直面している課題としてそれらのデジタルアーカイブを、いかに地域・企業の課題解決に利活用するか

 

・その社会的なロールモデルをいかに創っていくか

 

そして、企業史・団体史の継承と利活用を進めるための課題として以下の ”3つのハードル” について今回の参加者の方々とディスカッションしました。

 

 

“3つのハードル”

 

1.「どうなれば企業文化が継承されたことになるのか?」

2.「企業史・団体史にどうしても入ってしまう編纂者の主観をどうクリアにするか」

3.「企業文化の継承が企業にとってどう活きるか?」

 

参加者からは「企業の歴史を知ることで、その価値観への共感を社内外に浸透し、活きたマーケティング戦略を実行できる」「創業者の主観そのものが価値になっている点」「会社のことを知りすぎている人ほど逆に書くことを躊躇してしまう」といった意見が出され、活発な質疑応答が展開されました。

 

「地域産業研究会」とは・・・ 分野・領域・職業を超えて地域産業の発展と地域社会に寄与しようとする人々の交わりと思索と行動のコミュニティー形成を目指し、2019年3月に設立された研究会で、毎年1回『地域産業総合研究』(ISSN:2434-9313)を編集しています。定例研究会は年2回開催しており、今回が第10回目となる定例研究会でした。